Nゲージレイアウトの製作記です。作業の進行にあわせて随時更新します。
ヤード付近の作業の続きです。地面の処理を進めるはずでしたが…。
前回ターフを撒いた部分に草色、黒土色などのターフを追加しました。黒土色はよいアクセントになってくれるので個人的におすすめの色です。ただしごく微量にしないと目立ちすぎて変になります。
斜面など撒きにくいところにはマットメディウムを塗ってから押し付けて固定しました。
さてヤードの地面をエアブラシ塗装するはずだったのですが、アクリル塗料の白が透明の液体ばかりでまともに発色してくれず、結局スプレーで下地塗装をするだけで終わりました。どうもいつものフラットホワイトではなく間違えて普通のホワイトを買ってしまったのがいけないようです。
また、前回失敗した「土の色」に挑戦してみました。「作り方」の方法で塗装まで済ませた地面にアクリル塗料のフラットアースを薄めて筆塗りしました。
さらに土色と緑褐色のターフを撒きました。ちょっと色合いが暗いので普段なら若草色を追加で撒くところですが、茶色っぽい地面との相性も良く落ち着いているので、そのままにしておきました。
波止場周辺の基礎工事がほぼ完了したので、ヤード周辺の作業にも入ることができました。
海の塗装に再挑戦しました。アクリル塗料の筆塗りです。使った塗料は濃緑色、ロイヤルブルー、フラットブラックで、塗りながら色合いを調整したため混ぜた割合が分からなくなってしまいました…。
近くでみるとこんな感じです。川の色と比べると結構濃いです。
乾燥後、右半分にジェルメディウムを塗りました。左半分は前回ですでにジェルメディウムを塗ってあるのでグロスポリマーメディウムを塗りました。ジェルメディウムは4日ほど乾燥させましたが、厚めに盛った部分がいまだに半透明のままなので、再塗装の必要がありそうです。というわけでジェルメディウムを厚塗りしたい場合、海の色を塗装する前に塗るのが正解のようです。(追記)1週間以上かかる場合もありますがいつかは透明になります。
久しぶりにground coverを撒きました。「作り方」に掲載した手順で、主にターフ(若草色)とコースターフ(緑色)を使いました。バラストほどではないですが、水溶液がうまく染みこまずに、滴下した部分のターフを追いやってしまうことがよくあるので、先に水溶液を塗ってからターフを撒いたほうがうまくいきます。
鉄橋の下にも撒きました。ちょっと若草色だらけになってしまったので、乾燥後他のターフ類を追加したいところです。また、以前散布して色褪せてしまった部分の撒きなおしも検討中です。
また、紙粘土が流れ出して非常に見苦しいことになっていた側面を水性塗料で塗り直しました。
最後に、ヤードの地面に紙粘土を塗りました(地面の作業内容は「作り方」をご覧ください)。明日にでも塗装に入る予定です。
今回は波止場エリアの作業を中心に進めました。
まず小石を切らして進めなかった側壁の続きです。小石はまた川原に行って拾ってきてもいいのですが、結局光栄堂のレイアウトストーンを買いました。値段は定価\315です。粒が小さいので紙粘土に押し付けたあと仕上げに上からマットメディウムを塗って固定したところ、マットメディウムの量が多すぎて表面があんかけがかかったようになってしまい失敗でした。
さて、フラットホワイトも入手してエアブラシ塗装を再開しました。しかし、ミディアムグレイとフラットホワイトの組み合わせではグレーの黄が強すぎてコンクリートに見えなかったので、結局パールグレーの缶スプレーを吹きました。思いのほかスプレー塗装がうまくいったので軌道部分をライトアンバーで、一段上になっている部分は明灰白色(三菱系)でスプレー塗装しました。
工場の地面に紙粘土を塗りました。溝まわりを中心にあえて水を加えないでなじませ、荒れたコンクリート面を表現しています。塗装はパールグレーのスプレーを吹きつけ、溝に沿ってかなり薄めた(下地が紙粘土のため、濃くなりがち)エナメル塗料のフラットブラックを塗りました。また一部色を濃い目にしたり、紙粘土の割れに沿って色を塗ってヒビを表現したりしています。
次に、線路の汚し塗装です。フラットアース:バフ=3:1に混ぜたものをエアブラシで吹き付け、ポイント周りにはフラットアースを追加で吹いています。こうなると左側の引込み線ももう少しましな色で塗り直したいです。また前回の地面の「塗り忘れ」部分の紙粘土追加と塗装、波止場の側壁のウェザリングもやっておきました。
勢いに乗って海の塗装にもとりかかりました。アクリル塗料のロイヤルブルー:フラットブラック=3:1を筆塗りしましたが、青が強すぎてダメでした。緑の塗料を購入して今度再挑戦します。
また、紙粘土で継ぎ目を塞いだ部分の塗料の発色が明らかに他の部分と違うので、それをカバーする目的と、水面処理の練習のためジェルメディウムを塗ってみました。塗るというより、筆にジェルメディウムをどっぷりつけて軽く上下にポフポフやる感じです。
波止場エリアはこんな感じになりました。
3月最後の作業です。ラストスパートということで色々と進めました。
今回はいよいよ右半分の地面のエアブラシ塗装に着手しました。塗料はだいたいバフ:ミディアムグレイ=1:1です。バフが多いと明るい感じに、ミディアムグレイが多いと暗く落ち着いた感じになります(色が濃くなりやすいので注意)。塗装してみると、紙粘土の「塗り忘れ」部分が非常に目立ちます。要修正です。
以前からやってみたかった「土の色」ですが、まずマホガニーを吹き、次に上のバフ+ミディアムグレイを吹いてみました。
うーん。
コンクリート部分はフラットホワイトとミディアムグレイを混ぜて塗装…するはずが、フラットホワイトの塗料を切らしていて保留になってしまいました。とりあえず下地塗装としてミディアムグレイだけ吹いておきました。
前々回に配置を変更した、レイアウト右奥の工場の続きです。碁盤の目状の溝があるコンクリート?を表現するため、5cm四方にカットした方眼紙を貼り付けました。
波止場の側壁はプラ板にタミヤのプラ棒(2mmの角棒)をひたすら接着したものをダークグレーに塗って作りました。左に小さく写っている階段は「ALWAYS
続・三丁目の夕日 情景フィギュア」の鈴木オートから拝借してきた物です。
暗かった川の色は、メディウムの上から濃緑色を塗り、再びグロスポリマーメディウムを塗って修正しました。
3月も残りわずかとなってしまいました。
レイアウト右側の駅前広場周辺の続き、および水田周りの地面を紙粘土で作りました。
次は今まで作業しにくい場所にあり、長らく放置してきた川の塗装に入りました。
まず、水面と水のないところの境を自然にするため、かなり薄めたフラットアース(エナメル塗料)を塗り、続けて同じようにかなり薄めた濃緑色を塗りました。次に境界以外を濃緑色を薄めずに塗りました。
さらに濃緑色を塗ったときに一緒に塗ってしまった石をミディアムグレイで塗りなおします。このとき、紙粘土が少し盛り上がっている部分にミディアムグレイと濃緑色を混ぜて塗ると、水面には出ていない岩のようになりよいアクセントになります。
最後にグロスポリマーメディウムを塗って塗装完了です。ちょっと色が暗い気もするので、上から少し塗り重ねて修正したほうがいいかも知れません。
作業再開から昨日で1ヶ月になりました。
「スペーシア」という商品名のイレクターパイプを組み立て、レイアウトがベッドの下に収納できるようにしました。下には収納スペースを設けており、キャスター(パイプは安いのですが、これが結構高くつきます)がついているので作業にも支障がでません。
工業地帯は逆サイドから見ることを何も考えていない酷い配置でしたが、これをきっかけに変更しました。以前ここに移転してきた自作のノコギリ屋根工場はまたも撤去されました(笑)
Life-Likeの「William's Country Store」の塗装に入りました。まず薄いベージュ(ライトアンバー)を全体に吹きつけ、エナメル塗料のフラットアースを若干薄めに塗装しました。
その後窓枠と四隅(濃緑色)、ドア部分(バフ)などの色差しをエナメル塗料で行いました。アメリカ風の建物に見えてしまう結果になってしまったので四隅は塗らないほうがよかったみたいです。
すでに完成しているポーチ部分と屋根と組み合わせるとこんな感じです。
TOMYTECから最近発売された「ザ・人間」の学生の夏服と冬服を買いました。ザ・人間はKATOやTOMIXの人形と比較して1/4ほどの値段で入手でき、人口を増やすには
もってこいですが、その分当然質も落ちます。全体的に線が太く、顔はのっぺらぼうです。夏服はともかく、若さが何にも感じられない冬服のほうを少しいじってみることにしました。
なんといっても、冬服の男子生徒が金色のボタンの表現すらなく学生に見えないので、金色の塗料(私は色ペンのインクを使いました)を爪楊枝の先で押しつける感じでボタンを表現しました。またボタン全閉めというのもらしくないのでエナメル塗料のフラットホワイトで首周りのシャツを表現しています。一人は靴を白で塗ってスニーカー仕様にしてみました。のっぺり感が軽減され少しは学生に見えるようになりました。
女子生徒は靴下をミディアムブルーとフラットブラックを混ぜた紺色で塗りました。また二人だけスカートをミディアムグレイで塗って色を変えてあります。しかし線が太いのはしょうがないにしても、このスカートの丈はちょっと長すぎますね。
人形の足には固定に備えてAccent Glueを塗っておきました。足の裏の面積を越えてどっぷりつけたほうがいいようです。
久しぶりの更新になってしまいましたが、作業はある程度進んでいます。
波止場周辺の作業がひと段落したので次のエリアに移りました。
まずかさ上げ作業の続きを行いました。バルサ材が残り少ないので安価なベニヤ板を使いました。
そして地面の製作です。この辺は同じ作業の繰り返しですね。奥のほうに見えるトンネルのようなところは波止場エリアとつながっています。
短すぎた併用軌道を延長しました。
Life-Likeの「William's Country Store」を改造中です。これもレイアウトボックスについてきたものです。ちなみにLife-Likeからは、「Santa-Fe
Canyon」の名でレイアウトボックスとほとんど同じ商品が発売されています。
これから何になるのかは私もよく分かりません。そのままだと屋根Rがきつくて欧米っぽいので、街コレ3の「BAR&寿司屋」の屋根が載るようにカットしました。
波止場周辺の作業の続きです。
灯台まわりは先日掲載した方法で石積タイプに。
手前側にはArtitecの「Brick Quay Wall」を参考に、KATOのローカルホームセットのホームの側面パーツとEVERGREENのプラ棒(1mmx1mm)で作ってみました。
まだ着手していない奥の船着場のあたりはこれに似たタイプにする予定です。
張り出し部分をEVERGREENのプラ板(Passenger
Car)とプラ棒(1mmx1mm)で自作しました。
おそらくLife-Like製と思われる電柱(マイクロエースのレイアウトボックスに付属)の上半分をカットして張り出し部分に設置するちょっとおしゃれな感じの電灯ができました。
まず紙粘土を使ってバルサ材の継ぎ目を消しました。
紙粘土を水を加えずに継ぎ目を埋めました。最後に少量の水で表面と境界部分を自然にしました。
1日おいて乾燥後、地面の製作に入りました。レイアウトの作り方に掲載した方法で、紙粘土を少量ずつ指先で薄く伸ばし、最後に指に水をつけて表面をならしました。
石積み部分も紙粘土を塗った上に小さな石を押し付けて作ってみました。
最後にやっと完成した101系です。なぜか小田急FSを履いています。
今日は併用軌道の製作に入りました。
併用軌道は線路のレールとレールの間の部分の処理が難しい(車輪と接触しやすい)ので作業は難航するはずだったのですが、手抜き工事により非常に楽にできました。
実はバルサ材の固定に使っていた1cm幅の両面テープのペラペラした薄い紙が大量にあったので、見た目的に使えそうだなということでやってみたのです。両面テープの薄い紙には塗料は全く乗らなかったので、ゴミの利用はあきらめて、新しい両面テープをペラペラを剥がさないで粘着部分に塗料を吹きつけてみました。塗料のノリは悪くないですが、軟らかい素材なので指で押したりすると塗料が素材からズレて剥がれてしまいます。これを別の両面テープで固定しました。
レールとレールの間の部分は両面テープを使わなくても、埋め込む感じで固定できます。ただ、あまり目立ちませんが、1cm幅のテープなので若干両端が膨れてしまいます。これが車輪と接触しなければ大成功なのですが…。
見た目はシャープでなかなかいい感じです。一部塗装が剥がれてしまいましたが、あとで黄土色に塗りなおす予定なので問題ないです。周りを走る車はカーコレ第5弾のハイエースです。
またジェルメディウムとグロスポリマーメディウムを試しに塗ってみました。ジェルメディウムを使うのは初めてで、グロスポリマーメディウムよりも筆先で動きをつけやすいのが実感できました。