Nゲージレイアウトの製作記です。作業の進行にあわせて随時更新します。ストラクチャーは主にジオコレをベースに再塗装・改造を施して楽しんでいます。
だいぶ寒くなってきましたね。今回は重点作業箇所である高架駅「西飯倉三丁目」の続きを作ります。
2分割した高架橋脚をプラ板で補強し、最後にプラ板をもう1枚上に乗せて天面をフラットにしました。
駅舎は取り急ぎ天面だけ0.75mm厚プラ板で作成しました。メインでない、利用客が少ない方の出口という設定で、小さな面積に色々詰め込みたいと考えています。
駅舎側面については市販品のkitbashで対応することとし、GM「近代型詰所(信号所付)」の側板を高さ3cmに切り詰めました。
どこから配線を通すかは決めかねていますが、照明の準備工事をしておきます。前回同様の方法でプラ板に直径6mmの穴を開口し、「電飾キットB2」を入れてみました。そのままの色ではちょっと青白すぎますね。
次にホームを切り出します。試作時と比較して壁を少し高くし、ホーム高も銀座線01系に合わせて微調整しています。
また今回ホーム下にはプラノイタのコンクリート壁を使用しました。柔らかい材質で薄さもちょうど良く扱いやすいです。レンガや細かいタイルなども出してくれると更にうれしいですね。
ホームは未組立ですが、とりあえず組み合わせるとこんな感じです。
さてだいぶ遅くなりましたが、不足していたelevated railwayのガーダーを追加で作成しました。願わくはこれが最後のガーダー工作にならんことを。
これで部品は揃いましたので、今度こそelevated railwayを組み立てていきたいと思います。
今週末は駅三昧ということで、まずはelevated railwayの高架駅に着手します。
高架はコンクリート造とし、Tomixの「複線高架橋脚(小型)」の高さをelevated railwayの高架にあわせて切り詰めて天面をプラ板でフタしました。
ホームの橋脚もTomix橋脚を気合いで2分割して使用。駅舎もスチレンボードでラフなモックアップを作ってみました。
ホーム階に上る階段には、シンプルなKATO「近郊形跨線橋」を使います。結構階段が短く実はホームレベルまで達していないのですが、レイアウト端でカットされてしまうので問題ありません。
さて、プラ板や厚紙を円形にカットする際にダイソーのレザー用ポンチで穴を開ける方法に挑戦してみました。こちらは「ポン酢と唐揚げ」さんで紹介されているアイデアを参考にさせて頂いています。しかし、このような物まで100円で売っているとは知りませんでした。
今回作るのは、最近ものすごい勢いでキューブ型に置き換えられつつある丸型の「Mマーク」駅サイン。No.18で一度作っていますが、雑な仕上がりだったので作り直します。
塗装して地下鉄出口本体と組み合わせて完成です。駅名表示板のデザインも今後変更されるとのことで、こんな具合に私の"現代レイアウト"も次第に最新の現実との距離を広げていくのでしょう。
「昭和のビルC」に設けるビル併設型出口にも、前回の2番出口にならって津川のレンガタイルを追加、屋内仕様に改造しました。
さて最後にフローリングや家具に付いてしまっていた塗料汚れをクレオスの「ツールクリーナー改」で一気に綺麗にしました。臭いも割とマイルド(少なくともクレオスの薄め液を常用している方なら何ともないはず)でよく落ちてくれました。お勧めです。
おかげさまで当サイトは16万アクセスを達成することができました。いつもご覧いただきどうもありがとうございます。
elevated railwayの高架がなんとか完成しそうなところまで来ましたので、ここで今後の課題を整理したいと思います。
1. 道路/歩道の本格的な整備。
2. 地下鉄出口(半蔵門線「西飯倉」)。ビル併設型と独立建屋型の2題。
3. 先日ホームを試作した高架駅(銀座線「西飯倉三丁目」)。今後はホームの本番に加え、駅舎部分の作成が必要。
4. 現在駅舎作成中の小型駅(東急飯倉線「西飯倉」)。ホームは未着手。
勿論これだけでは面白くありませんので、並行して色んなお店や小物も作っていきます。
というわけで早速、道路/歩道の試作からはじめます。
既に二転三転しているアスファルト舗装表現は今回、路面標示の作りやすさを考えて印刷にしました。歩道や小物類は基本的に今まで作ってきたものを使用していますが、プラ板の厚みや幅を一部見直しています。
スペース制約上車道は片側一車線にならざるを得ず、歩道も狭いのが一番のネック。それでも何とか都内の街並みに見えるよう、イチョウ型パイプだけでなくタイルの色調やアクセサリーに凝っていきたいと思います。
さて次は地下鉄出口です。一旦はあきらめた「神保町A7」風出口でしたが、どうしてもあの素敵なタイルと(既製品幅広タイプと比較すると)細めの階段が再現したくなり、ここで再挑戦。
まず内装です。津川洋行「Newデザインシーナリーペーパー」のレンガで縦に壁を延長し、階段はTOMYTEC「地下鉄入り口1」の幅を短縮しました。
ところで津川のレンガプラ板のこの強烈な反りは何とかならないものでしょうか。見るたびにびっくりします。
上品な光沢が素敵な施釉タイルは、その艶と細かいパターンを再現するため印刷表現を検討中です。こちらはタイル模様をパソコンで作って光沢紙に出力したもの。写真ではだいぶ茶色が強くみえますが、実際にはもう少し緑寄りの色です。
次に「小型駅」の室内側の壁をpassenger carを切り出して作成。ついでに屋根はブリックレッド(ややくすんだエンジ色)でスプレー塗装しました。
「昭和のビルC」のレンガ部分にエナメル塗料のフラットホワイト・ミディアムグレイを薄めて上塗りしました。三菱一号館のような淡いレンガ色をイメージしています。
建物コレ「倉庫B」は倉庫をリノベーションした店舗に改造する予定で、改造後のイメージを掴むためにとりあえず白3号で塗装してみました。
最後にダイキャストミニカーの特有の艶を落ち着かせるため、エアブラシでミディアムグレイを吹きました。
暑さも穏やかになり、過ごしやすい季節になりましたね。
まず前回塗装できなかった銀座線ホームのベンチを塗装しました。アサヒペンのブルー(マット)でスプレーし、脚をミディアムグレイで色差ししたあと、ミディアムグレイをエアブラシで吹いてトーンダウンさせています。
ついでにこばるのマンホールをジャーマングレイ、試作用ラインカラーパネル(右)を近鉄オレンジでそれぞれ塗装、ベンチ同様にエアブラシで彩度を落としています。
ベンチつながりでもう一つ。東急池上線などでみられるがっしりした木造のベンチを、GMの「都会型対向式ホームセット」に付属のパーツの高さを詰めて作りました。タンでベース塗装し、エナメル塗料のレッドブラウンでドライブラシをかけて、最後に同色で軽くウォッシングしてなじませました。
1番出口・4番出口の駅名表示を縦横比・フォントを見直して再作成。それっぽく見えますでしょうか。円形のサインも粗が目立つので近いうちに作り直したいです。
次に小洒落た店舗の「お約束」である暖色照明を再現するため、出来合いのライトユニットをショコラトリーに組み込んでみました。使ったのはジオコレの「電飾キットB2」で、ライトをクリヤーオレンジで塗って色温度を調整しています。当初は「電球色」と銘打たれたA2を使うつもりでしたが、オレンジの赤味が強すぎたためB2ベースに計画変更しました。
ちなみに周囲の電気を落とすとこんな感じです。こうしてみると夜景にも対応させたくなってしまいますね。
また前々回明るい緑に塗った東京都ガードパイプはちょっと鮮やかにすぎたので、おとなしく説明書指示に従い緑2号で塗り直しました。
最後に、街を彩るサイン類のなかでも私が特に大好きな「街区表示板」をパソコンで自作して接着しました。GMステッカーのそれよりも似ているぞと単身自己満足中です。丁目まではなんとか判読可能で、"表示板の下端が地上おおむね
1.6メートルになるように"設置しています。
前々回作った銀座線ホームにH鋼の柱を追加し、塗装しました。
ホームは表面は白3号、コンクリート部分は灰色9号でスプレー塗装。タイルは汚い印象にならないよう、よく薄めたフラットブラックで墨入れしました。ホーム壁は小田急アイボリー、ラインカラーは近鉄オレンジです。消火栓箱は銀で塗装し、クリアパーツは裏面をフラットレッドで筆塗りして接着しています。
ベンチはちょうどいい色のスプレーが手に入らず塗装を見送りました。
屋根はミスティーグレーで塗装しました。やや低めかなという印象ですが、GMキットのデフォルト寸法と同じです。
正方形の駅名標や構内図など一部縮尺のおかしかったサイン類について、実物を採寸して寸法を修正しました。ついでに、新たに「プラットホーム事故ゼロ運動」のポスター(2011年)を作って追加しました。ちょっとアレンジして、女の人が幸せそうにメールしている右上の絵を主役にしています。
最近のポスターには残念ながら、お酒に酔ったサラリーマンしか出てきません。
少し前に作って放置していた東京メトロの券売機にも手をつけました。券売機周りをアマゾンブルーと銀でスプレー塗装し、オムロンの最新型券売機をパソコンで作成して追加しています。東急用も同様に作りました。
東急西飯倉駅はGM「小型駅」を改造しているもので、今回側板をEvergreenのpassenger carに置き換えました。正面の駅名表示板も余計な空白を削り、より現実的に作り直しています。
箱にしてこばるの「自動改札機」を1セット分仮組みして置いたところです。これから現代の小さな駅を作っていきます。
白3号で塗装したこばる「プラノイタ(コンクリートタイル1)」を再開発エリアに追加して敷地面積を広げ、テナントサインを接着して立たせました。これに合わせてメトロ出口の位置も変更する予定です。