レイアウト製作記 No.23

Nゲージレイアウトの製作記です。作業の進行にあわせて随時更新します。ストラクチャーは主にジオコレをベースに再塗装・改造を施して楽しんでいます。

16/03/13 - Through the narrow gate

まずは改札口の要となる自動改札機の続きを作ります。



前回ベース塗装を済ませたこばるの「自動改札機」を私の好きな東京メトロ仕様に仕上げます。独特の地味な色とディテールは光沢紙への印刷で再現しました。



こちらは出場側。特定の機種を再現できたわけではないですが、IC専用や入場専用を作り分けています。



続いて東急西飯倉駅の自動改札機です。細部はやはり印刷で表現していますが、切り出した光沢紙を貼り付けるのに手間取ってしまい、より不器用な仕上がりになってしまいました。ピンク色(IC専用)のフラップは塗装が間に合わず未取付。



さて次は駅舎本体です。前回製作した屋根をミスティーグレー、縁取り部分をアースホワイトで塗装しました。一部高架橋と干渉することがわかり、寸法見直し中です。



ベース塗装が済んだところで、とりあえず駅舎とコンクリート高架を組み合わせるとこんな感じです。駅舎正面はクリーム色1号を塗っていましたが、より鮮やかなタンで上塗りしました。



前回切り出したホーム壁の外側は小田急アイボリーで塗装。ありふれた感じが表現できたかなと思っています。早くホームも組み上げたいのですが、寸法が確定しないことから先送りになっています。



最後に神保町A7出口もどきの2番出口の内壁をタンで塗装。同時に駅名表示板のベース部分にアルミシルバーを吹いて屋根に固定しました。
次回は西飯倉、西飯倉三丁目ともに細部の色差しに入りたいところです。

16/02/27

前回に引き続き「西飯倉三丁目」駅を作ります。今回は塗装をメインに進めました。



まずNo.22で作ったコンクリート高架をパールグレーで塗装しました。



駅舎は下地の色を揃えるためミスティーグレーを吹いてからアースホワイトで塗装しました(いずれもアサヒペン)。正面部分は飯田橋駅東口を意識してクリーム色1号で塗装。



0.75mm厚プラ板を切り出し、1.5mm幅のプラ板で縁取りして屋根を作りました。一部やむを得ず切り貼りを行った箇所をごまかすために、屋上機器のベース部分と直径0.5mmプラ丸棒の配管を追加しています。



自動改札機は本体はアルミシルバー、フラップ部分は東京メトロはダークグレー(GM35)、東急はつや消しブルーでそれぞれ塗装しました。



ホーム壁にはmetal roofing(上)を使用していますが、裏側が無地でさみしいので、同サイズに2mmピッチのv-grooveを切り出しました。



ホーム柱用にH鋼を切り出し、小田急アイボリーで塗装しました。



最後に、「交差点の建物C」のレンガ部分をブリックレッドで塗装しました。

16/02/14

今回は銀座線の地上駅、「西飯倉三丁目」駅の続きです。



まずはKATOの「近郊型跨線橋」の軽加工から。接合部に1mm幅のプラ棒を接着し、駅舎本体とぴったりはまるように床面を削りました。



前回高さを詰めたGM「近代型詰所」のパーツをカッターナイフで切り継いで側壁を作りました。細かい寸法の調整には、近似のモールドがされたこばるの「コンクリートタイル」を使っています。



前回に引き続き4mm幅プラ板を組み合わせて支柱を作ります。こちらはまずL字型に組んだところ。



次にL字を2つ組み合わせてハコにして仮置きしたところです。階段部分は支柱に合わせてカットしています。



駅舎の顔となる正面部分はEvergreenのmetal roofingを切り出してスクラッチします。私のイメージは、JR神田駅東口とJR飯田橋駅東口を足して2で割ったもの。銀座線の設定はここでは無視します。笑



駅名表示板はメトロ標準型(下)に加え、無性にJR仕様が作りたくなりJR東日本のスタイルにメトロのロゴ等を当てはめて作ってみました。JRは「東口」のような出口の記載が入るのが特徴で、細い横長の旧型(中央)とフォント等が一新された新型(上)の2タイプを作りました。

最後にGMからついに、大型マンションの発売が発表されました。この時を待っていました!
しかし同時にとても残念なのが、東横イン同様タイルが印刷表現となること。再塗装とは相容れないこの仕様、"作る楽しみいっぱい"を掲げていたメーカーとしては何とか変えられないものでしょうか。

16/02/02 - Lies, damned lies and stations

今回は銀座線の高架駅「西飯倉三丁目」の駅舎を作ります。



前々回作成したベースにホームと同じ型番のタイルをカットして載せ、駅舎の床を作成しました。入口にはEvergreenの0.5mm厚プラ棒で階段を設けています。



試しに4mm幅プラ板を組み合わせて支柱を作ってみました。あといくつか追加で作りたいと思います。



側面にも着手します。素材としてGM「近代型詰所」を追加で買いました。



今回は高さを3cmに切り詰めるところまで行いました。次回パーツを切り継いで立体にしていきたいと思います。



こばるの「自動改札機」を3つセット追加購入して組み立てました。9機が今回使うメトロ駅用、後ろの6機は東急西飯倉駅用です。フラップは塗装後取り付け予定で、今から塗装が楽しみです。



最後は前回塗り直した西飯倉駅の2番出口です。印刷表現の施釉タイルはやや色を淡くしたところ、割と塗装部分となじんでくれました。駅名表示板は少し前の都営スタイル。実際にはメトロ単独の駅には存在しないはずですが、好きな仕様なので作ってしまいました。

最後になりましたが、当サイトはおかげさまで17万アクセスを達成することができました。ご覧くださっている方がいらっしゃると思うと、もうちょっと更新頻度を上げられたらな、と思っています。今後ともよろしくお願いします。

16/01/04

あけましておめでとうございます。年末にかけて仕事が忙しく更新ができず申し訳ありませんでした。昨年やり残したことが沢山あるので、まずはそれらから着手していきましょう。



まず本来ならば昨年夏に竣工するはずであったelevated railwayを組み立てます。ご覧のとおりほぼ組み上がりましたが、今回も一部部品の作り直しが必要で完成には至らず。



またelevated railwayには赤さびのウェザリングを検討しています。まずは試作ということで、余りパーツにレッドブラウンとフラットレッドを混ぜたものをドライブラシしたところ割と狙い通りの色合いになりました。本番はもう少し軽いエアブラシを考えています。



次に「西飯倉三丁目」のホームをスプレー塗装。色は基本的に試作時通りですが、FRPベンチだけは伊豆急ハワイアンブルーに塗り直しました。



地下鉄出口は塗装を落とした上でパールグレーで塗装しました。分かりづらいですが、出口正面は神保町A7にならってクロームシルバーで色差ししています。



自分で上塗りしたレンガの塗装がいまいちだったため、「交差点の建物C」は一旦シンナーで塗装を落として製品状態にリセット。こちらもとりあえずパールグレーを吹いた状態です。



最後に、ピーコックグラスを6cm-7cmにカットして街路樹を量産しました。



米国の地下鉄車両を思わせるシンプルな側面に惹かれ、鉄コレの北大阪急行7000を購入しました。室内はプラ成型色ではなく上品な黄土色の塗装で仕上げられ、ちょっと高級感があります(個人の感想です)。

最後になりましたが、2016年も「それなりレイアウトの作り方」をどうぞ宜しくお願い致します。

トップページに戻る